2009年10月17日

黒猫の魅力


映画館の駐車場を徘徊していた野良猫、じんちゃん(ジンガロ)。

早春に保護しました。

艶やかな毛並みの黒猫です。

手足は長く、堂々とした動き。

ボス猫風です。

ひょうひょうとして、どこか笑えます。

甘えん坊で、ごろりと横になりお腹を出します。

病気はないし、可愛いし、一緒に暮らすのはなかなか楽しそう。

でも、多頭飼いでは問題が生じます。

人間にはぴったりくっつくのに猫同士の折り合いは悪いのです。みんなからの嫌われ者です。





半ばあきらめながら里親募集をかけると、意外や意外、いくつかお声が掛かりました。

年配の男性から、それもお一人暮らしの方が多かった。




そして、あるとき。

こんなメールが届きました。


「去年ザルツブルグでバカンス中に1週間1件家を借りていた
ときに隣の家の黒い猫がのっそりと毎日はいってきました。その猫の印
象が忘れられなくてついつい黒の猫に目がいってしまいます。その堂々
とした猫ちゃんとのお見合い希望です。」












フランス語の通訳をされているという、知的でチャーミングなその方から

お話を伺いましたが、フランス人には黒猫が好きな方が多いそう。

黒猫には独特の魅力がありますよね。

すごくわかります。





この日はジンガロだけでなく、三毛やキジトラの相手をしてくださりながら、

「私は黒猫にこだわっていたけれど、他の色模様の猫の魅力にも気が付きました」

とのご感想でした。

運命の猫ちゃんはきっとどこかにいるはず。

その子との出会いに向けて、あせらず、ゆっくり!

私たちもお手伝いさせて頂ければうれしいです。

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