夜の捕獲

pokopokoさんは、世話されている野良猫のミケを、何とか避妊させたいと願ってきました。

そして金曜の夜、「今夜こそ！」と、おかめと待ち合わせて夜の捕獲に乗り出しました。

発情したメス猫が1匹いれば10匹のオスがやってきて、

喧嘩をしたりメスを追いかけ交通事故にあったりと、トラブルのもとになります。

とにかく避妊あるのみです。




ところが、察しのよいミケは現われず、その息子の茶白君を狙ったものの、見事に鶏肉のみかっさらわれて

逃げられてしまいました。



さてと。


では、工事現場の捨てられた仔猫たちを捕獲しようということになりました。

捕獲器を２つ持って行ってよかったね。

いっぺんに2匹、入ってくれました。



翌日、pokopokoさんは病院へ連れて行き、

オス猫は当日のうちに、メス猫は一泊してから、お迎えに行くことになりました。





残念なことに、メス猫ちゃんは可愛いのに、白血病のキャリアでした。

里親譲渡が難しくなります。

でも、地域に感染を広めないために、やはりリリースすることはためらわれます。



「このエリアには、もともとグレーの猫はあまりいなくて、茶トラとかが多いんですよ。

でも、突然この子が現われて、それも可愛い仔猫なのでびっくりしました。

でも、今なら理由がわかります。白血病だから捨てられたんですね、きっと」

と切なそうなpokopokoさん。





ほんとうに、溜息ばかり出ます。





ミケと茶トラの捕獲は改めて行うことになりました。