協力者のじゃみさんは、小さな小さな捨猫3匹をミルクから育てた経験の持ち主です。
じゃみさんのお住まいの前には大通りがあります。中央分離帯あたりから仔猫の鳴き声がするからと、深夜に何度も通りを見に出かけたじゃみさん。交通量が激しく、なかなか見つけてあげることができません。おまけに中央分離帯には枝葉の密な低木が植わってあり、枝をかき分けて地面を見ることはほぼ不可能です。(鳴き方から判断すれば、仔猫は自分で動けないほど幼かったはずであり、誰かが車を走らせながら車窓から投げ捨てたのでは?とも考えられるといいます。)
じゃみさんはあきらめませんでした。翌日、市役所に電話をかけました。
市役所の対応もまた素晴らしく、道路課から作業員の方が駆けつけて、一時的に片側1車線にし
仔猫の捜索を手伝ってくれたそうです。
結果としてみつかりませんでしたが、この不幸な仔猫は6匹の命を救うことになったから不思議です。
つくば市役所から笠間の動物愛護指導センターへ送られる寸前の仔猫9匹を引き取らないかという話がありました。
1か月くらいの、2腹の兄弟。
ウエットなフードは食べている、水も飲んでいる、と聞きました。
私は中央分離帯で一緒に仔猫を探している最中に、じゃみさんにぽろっとお話しました。
「引き取る場合は、実は3時まで役場に連絡することになっているんだけど、どうしようか迷っています。私たちが引き取らなければ、笠間のセンターからお迎えの車が来て、明日処分されることになります」
時計を見たら、その3時直前でした。
それを聞くとじゃみさんは「いいですよ、預かります」と即答してくださったんです。
前日から知り合いに散々聞いてまわって、周囲に預かりボランティアさんを見つけられなかった私は半ばあきらめていました。そこに、強く明るいお返事が返ってきました。
9匹という数字にひるむこともなく。
「じゃあ半分ずつ世話しましょうか」
翌日、市役所へ出向きました。
ところが実際に引き取ってみれば2週目くらい。
歯も生えていません。
3時間おきの授乳が必要な週令です。
目があいて間もない様子。
うち2匹は市役所収容施設で力尽きて亡くなっていました。
じゃみさんは涙顔。
この猫たちは、某施設の敷地にダンボールに入って捨てられていたそうです。
(捨猫は犯罪、罰金50万円!)ダンボールに入れて捨て猫をする人たちが、なんと多いんでしょうね!
じゃみさんのお住まいの前には大通りがあります。中央分離帯あたりから仔猫の鳴き声がするからと、深夜に何度も通りを見に出かけたじゃみさん。交通量が激しく、なかなか見つけてあげることができません。おまけに中央分離帯には枝葉の密な低木が植わってあり、枝をかき分けて地面を見ることはほぼ不可能です。(鳴き方から判断すれば、仔猫は自分で動けないほど幼かったはずであり、誰かが車を走らせながら車窓から投げ捨てたのでは?とも考えられるといいます。)
じゃみさんはあきらめませんでした。翌日、市役所に電話をかけました。
市役所の対応もまた素晴らしく、道路課から作業員の方が駆けつけて、一時的に片側1車線にし
仔猫の捜索を手伝ってくれたそうです。
結果としてみつかりませんでしたが、この不幸な仔猫は6匹の命を救うことになったから不思議です。
つくば市役所から笠間の動物愛護指導センターへ送られる寸前の仔猫9匹を引き取らないかという話がありました。
1か月くらいの、2腹の兄弟。
ウエットなフードは食べている、水も飲んでいる、と聞きました。
私は中央分離帯で一緒に仔猫を探している最中に、じゃみさんにぽろっとお話しました。
「引き取る場合は、実は3時まで役場に連絡することになっているんだけど、どうしようか迷っています。私たちが引き取らなければ、笠間のセンターからお迎えの車が来て、明日処分されることになります」
時計を見たら、その3時直前でした。
それを聞くとじゃみさんは「いいですよ、預かります」と即答してくださったんです。
前日から知り合いに散々聞いてまわって、周囲に預かりボランティアさんを見つけられなかった私は半ばあきらめていました。そこに、強く明るいお返事が返ってきました。
9匹という数字にひるむこともなく。
「じゃあ半分ずつ世話しましょうか」
翌日、市役所へ出向きました。
ところが実際に引き取ってみれば2週目くらい。
歯も生えていません。
3時間おきの授乳が必要な週令です。
目があいて間もない様子。
うち2匹は市役所収容施設で力尽きて亡くなっていました。
じゃみさんは涙顔。
この猫たちは、某施設の敷地にダンボールに入って捨てられていたそうです。
(捨猫は犯罪、罰金50万円!)ダンボールに入れて捨て猫をする人たちが、なんと多いんでしょうね!
火曜日に預けられ、金曜日まで市役所で過ごした仔猫たち。
動きの鈍い黒猫がいます。ほかの7匹より小さな体。
これ以上死なせたくありません。とにかく、7匹の弱りかけた仔猫を獣医さんのもとへ。
1つめの病院は混んでいてパス、2つめに行って、黒猫ちゃんは点滴を打っていただき砂糖水を口に流し込んでもらいました。
それでも血糖値はすっかり下がっているようで、体の芯は冷たく、少し痙攣が始まっています。
結局、この黒猫ちゃんは朝まで持ちこたえられず、短い命を終えてしまいました。
ミルクを流し込んだとき、笑ってくれたのに。
じゃみさんは街路樹の根元に小さな穴を掘っていました。
ふたりでそこに小さな黒い体を埋めました。肉球も爪もそろった可愛い可愛い子。
泣いたり笑ったりの連続...。
こうして、残り6匹のお世話が始まりました。
じゃみさんは哺乳瓶やスポイトを使い、見事な手つきで仔猫たちに授乳させます。
経験者だもんね。
脱脂綿でお尻を軽く刺激して排泄を助けてあげます。
仔猫たちは満たされてうっとりとした表情で見上げます。
じゃみさんの猫友達のお仲間も可愛い仔猫を見に来てくださり、みんなでサポートしてくださっています。6つの命を何としてもつなぎ止めたいというじゃみさんの思い。
そしてまた、愛護推進員さんを通じて、つくば市役所に収容された4匹の仔猫の引き取り依頼が来ています。
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