2009年9月24日

先輩ボランティアさん

9月6日の夕方、会員のアルテリーベさんの要請で、お隣のU市住宅街で遺棄猫の保護活動を行いました。

アルテリーベさんは動物ボランティアの活動歴が長く、行動もしっかりしています。


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まずはご近所にお声をかけ、新参の捨て猫について情報を集める。

周囲に協力を依頼。

保護したあとに里親になってくれそうな方をあたる。
(すでに見つけていました!)

慣らしのためのケージを用意する。

猫のことをよく知らない里親さんの教育と継続的サポート。
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捕獲器を持って駆け付けると、すでに準備はととのっていました。

近所の数家族で事前に捕獲・病院運搬の分担を話し合われていて、

どの場所に捕獲器を設置すればよいかなども決まっていました。




あるお宅の庭に捕獲器を設置し、フロントライン・スプレーをお渡ししておいて、この夜は退散しました。




<その後のご報告>

この猫ちゃんは、野良猫に手厚い病院で看護師さんに可愛がられ、だいぶ人慣れしたようです。

おうちに入る準備のできた猫ちゃんの引き取りの際にも、アルテリーベさんは里親さんに付き添って

病院へ出かけ、支払いも済ませました。

病院に掲示された環境省のポスターが里親さんの目にとまったようです。

「愛護動物の遺棄・虐待は犯罪である」

「罰金50万円」

これを読んで驚く里親さん。

アルテリーベさんは、愛護動物の遺棄は犯罪であり罰金50万円であることを言い聞かせ、

室内飼いの大切さを訴え、ケージで慣らさないと脱走する心配もあることを伝えました。

その後も継続的に里親さんをサポートされています。

丁寧な丁寧な対応に、頭が下がります。





1匹の猫を家に入れるために必要なのは金銭ばかりではありません。

愛情と配慮と粘り強さ。

今回はよいお手本を見せていただいた気がします。







<ご寄附>

野中公彦様

はるばる九州から粉ミルクのご寄附をありがとうございました。
ボランティア仲間と分けて使わせていただきます。
いつもご支援をありがとうございます。






写真には2缶しか写っていませんが、この何倍もの粉ミルクをお贈りくださいました。

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