2010年6月2日

相談は外国の方からも

5月19日朝は、市内のTNRがらみでさむがりさんと協力病院へ出かけました。

午後には、また猫の相談でミーティングです。


「見てられない、何とかしてほしい」
「愛護団体はないの?」
「シェルターはないの?」
「猫を助けてあげて」

という声は、市内在住の外国人の方から届くことが結構あるのです。


いよいよ恥ずかしくなります。

日本での動物をとりまく悲惨な現状に、心痛めて声をあげるのが、まず他国からやってくる外国の方だなんて。


ここつくば市は外国の方が多いので、そうした方たちから悲鳴があがります。

本国の家族に相談し、国を超えてインターネットで情報を求め、当会のHPに辿り着く方もいらっしゃいます。




相談を受けた外国の方とともに、22日に捕獲保護をし、翌日に彼らを連れて

我孫子のヨン様協力病院へまた出かけました。



道中で、彼らの国の殺処分ゼロの話を聞かされて、ほんとうに深いため息が出てしまいました。

日本の、この茨城の現実をお話しすると、彼らもショックを受けていました。

炭酸ガスで殺処分。。。



     ***





ショップを経営されている会員さんが、動物愛護推進のため、お店の一角にこんな啓発コーナーを作っていらっしゃいます。










若い人がじっくり資料を読んでくれる場面もあるらしく、

こういったものが目に触れる場所にあるというのは大事なことだな~と思うのです。

行動力。日々の痛切な願いに支えられた、たゆまぬ努力。

私たちはこれを大切にしていきたい。




でも、法改正や行政によるゲシュタルト・チェンジを待ち焦がれてもいます。

日々の殺処分を、一日も早く何とかしたい。




外国の方はよくおっしゃいます。

「確かに日本人はやさしいし文化も素晴らしい。しかし

日本の動物のことを思うと、日本について暗澹たる気持ちになる。足取り重く帰路につく。」






おかめ

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