O公園で捨てられていたおとなしい黒キジの女の子(シャンタール)と、
駅近くで保護したやんちゃな茶トラの男の子(ルイ君)に、11月23日、新しい家族が見つかりました。
新しい、とは言っても、私たちにはすでにおなじみのご一家です。
それは、猫毛フェルトの手芸家さんであり、当会の会員さんの「となりのおばさん」さん。
おかめの保護猫を少しでも減らそうと、ご家族で保護猫たちを見に来てくださいました。
お孫さんたちは、それぞれのお気に入りの猫を抱っこして、なかなか放そうとしません。
甘えん坊でおとなしく、きょとんとした表情の可愛いみっちゃんです。
猫よりも人間が好き、物怖じしない強気の性格、かんた君です。
「一度に2匹も増えたら大変ですよ」とお話ししましたが、
「となりのおばさん」さんも、そのお嬢さんも、
「いいですよ、2匹もらっていきますよ」と明るい声。
飼い猫たちのお名前は、「となりのトトロ」の登場人物のそれに決めているそうです。
トトロ、さつきちゃん、めいちゃん...そして、手芸家さんも自称「となりのおばさん」。
確か、きゅうり畑の農家のおばさんのことでしたよね?
だから、猫を見るなり、すでにお名前が決まっていました。「かんた」「みっちゃん」。
そして、貰われていってすぐに、かんた君は去勢を済ませてしまったとのご報告を頂きました。
2週間たって様子を伺ったら「今ではすっかりうちの家族になりましたよ」
「先住猫たちとも仲良くしてます、いっしょにカーペットの上で寝ています」
ああ、よかったです。
多頭飼いのお宅に若い新入りがやって来るとき、大切なのは先住猫のメンタル・ケアです。
その点、猫のプロである「となりのおばさん」さんは、どの猫も幸せに暮らせるようにと
注意深く観察したしなめながら、ときには叱りながら、
新しい子が古い猫に馴染むよう、導いてくださったことと思います。
2009年12月6日
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