9月6日の夕方、会員のアルテリーベさんの要請で、お隣のU市住宅街で遺棄猫の保護活動を行いました。
アルテリーベさんは動物ボランティアの活動歴が長く、行動もしっかりしています。
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まずはご近所にお声をかけ、新参の捨て猫について情報を集める。
周囲に協力を依頼。
保護したあとに里親になってくれそうな方をあたる。
(すでに見つけていました!)
慣らしのためのケージを用意する。
猫のことをよく知らない里親さんの教育と継続的サポート。
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捕獲器を持って駆け付けると、すでに準備はととのっていました。
近所の数家族で事前に捕獲・病院運搬の分担を話し合われていて、
どの場所に捕獲器を設置すればよいかなども決まっていました。
あるお宅の庭に捕獲器を設置し、フロントライン・スプレーをお渡ししておいて、この夜は退散しました。
<その後のご報告>
この猫ちゃんは、野良猫に手厚い病院で看護師さんに可愛がられ、だいぶ人慣れしたようです。
おうちに入る準備のできた猫ちゃんの引き取りの際にも、アルテリーベさんは里親さんに付き添って
病院へ出かけ、支払いも済ませました。
病院に掲示された環境省のポスターが里親さんの目にとまったようです。
「愛護動物の遺棄・虐待は犯罪である」
「罰金50万円」
これを読んで驚く里親さん。
アルテリーベさんは、愛護動物の遺棄は犯罪であり罰金50万円であることを言い聞かせ、
室内飼いの大切さを訴え、ケージで慣らさないと脱走する心配もあることを伝えました。
その後も継続的に里親さんをサポートされています。
丁寧な丁寧な対応に、頭が下がります。
1匹の猫を家に入れるために必要なのは金銭ばかりではありません。
愛情と配慮と粘り強さ。
今回はよいお手本を見せていただいた気がします。
<ご寄附>
野中公彦様
はるばる九州から粉ミルクのご寄附をありがとうございました。
ボランティア仲間と分けて使わせていただきます。
いつもご支援をありがとうございます。
写真には2缶しか写っていませんが、この何倍もの粉ミルクをお贈りくださいました。
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