お 知 ら せ



2010年6月6日、CAPINブログは引っ越しました。


http://www.capinew.jp/blog/

変わらぬご支援をお願い致します。







3月市議会に提出した「つくば市独自の動物愛護行政を導入する請願」は継続審議となり、
閉会中の5月24日の環境経済常任委員会での審議を経て
6月18日市議会(本会議)で趣旨採択となりました。

皆様の温かいご支援とご署名のご協力に支えられてここまで参りました。
心より感謝申し上げます。



★6月市議会・市長宛てに提出した署名を合わせた集計結果です★



【総計:14,698 筆】



内訳つくば市:3,228 つくば市以外の茨城県:4,057 茨城県以外の国内:7,388 海外:25 (このうちのネット署名:944)





皆様、ご協力ご支援、誠にありがとうございました。会員一同、心より感謝申し上げます。m(_ _)m 





2010年4月27日

4月24日定例会・理事会

4月24日、定例会・理事会が開かれました。

昨年度の事業報告、新年度の事業計画その他について、新体制について...いろいろと

話し合いました。


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立ち上げから今年3月までの、当会の関わった捨て犬・野良猫の不妊手術の数は89匹でした。


そして、犬猫の譲渡数が45匹でした。
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会計をさむがりさんが、この間の活動をBFさんが、それぞれご報告されました。



当会のプライバシーポリシーに関する規定や、入会にあたっての手続きの見直しも、ご意見を募りながら整備して参ります。



ほかの愛護団体さんからお話しを伺っていて、気になっていたこと。

猫の預かりにあたって、保護主と預かりさんのトラブルを未然に防ぐために、毎月のフード代や預かりの期限など、最低限のル-ルを会として取り決めたほうがよいのではないか、という点についても
議題に挙げておりました。

hakoさんからご経験に基づくご意見が出されました。

微妙で難しいところですね、今後も掲示板等で話し合いを継続していきます。












ITに詳しい「とりころさん」から、モニターを使っての「掲示板活用法」のデモンストレーションもあり、たいへん勉強になりました。

何もかも、これからです。地道に頑張っていきたいです。














いま、市内の公園は絵のような美しさ!です。









さくらが散って、林檎の花が咲きました。

子犬3匹(女の子)の里親様募集中!

かわいい女の子たちです。

順に、パセリちゃん、セイジちゃん、ロズマリーちゃん、タイムちゃんです。

よろしくお願いします★





































お母さんは短毛で中型犬です。
子どもたちは長毛らしく、もこもこしています。

(白くて目の周りが黒いタイムちゃんのみ、新しい飼い主さんが決まりました。)


まだ1か月の月齢、可愛い子たち、よろしくお願いします。




おかめ

2010年4月22日

市の環境政策課を訪問

いま、関東あたりではパンジーやビオラの花弁が大きくなり、チューリップも花盛りです。

きれいな季節になりましたね!








6月21日夕、CAPINの理事2名とつくば市在住の動物愛護推進員さんとで、

つくば市環境政策課を訪ねました。




4月から新年度になって市でも人事異動があり、動物愛護窓口の担当職員さんも変わりました。

そこで、まずは昨年度の活動報告を兼ね、ご挨拶に出かけることとなりました。




いろんな情報も頂けました。


近日中に「犬と猫と人間と」の試写会が県の主導で牛久市で行われるそうで、

担当職員さんも出席されるとのこと。



昨年2~3月から、県とつくば市・牛久市・土浦市で連絡会を結成し、定期的に集まって

動物愛護政策に関する会議を重ねていること。





今後の動物愛護行政の改善に向けては、行政と民間が協力体制をとっていくことが要です。

中核市ではない特例市であるつくば市には限界はあるだろうが、請願内容のように、

ぜひ独自の取り組みをして頂きたい。

そんな私たちの願いをお話ししました。



また、回覧版や市報を使った啓発コラムについても、これまでのようなフン害や吠声防止を飼い主に求める

文面よりも、まずは殺処分ゼロを目指すための、そして避妊去勢の重要性を訴えるための文面を

採用してほしい、と訴えました。

できれば地域猫TNRということばを市民に浸透させるよう、

このワードを市が使ってほしいともお伝えしました。




また、私たちがお手伝いできることは何か?についても伺いました。

資料提供もさせて頂きたいです。ぜひ、次回。




ご担当の方は、回覧版を使っての啓発活動について、意欲を見せて下さっています。

当会で企画するイベントの共催や後援についても、お話しがはずみました。




ご担当の2名の方には、お忙しいなかお時間をとって頂き、ありがとうございました。

お約束のお時間を30分も過ぎて、色々とお話しできましたことに感謝いたします。

有意義な顔合わせを行えました。










~茎崎庁舎前にて~




おかめ

2010年4月21日

これは、重たい現実です・・・

ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
このような実態を減らすのがわたしたちの目標です。



動物愛護推進委員がアニマルポリスに近づけるように願いたいです。
もこ

またまた、おもろいの見つけました。

探し物は何ですか?


いずれ、保護猫もこんな感じで紹介できることを夢見ています。もこ

2010年4月20日

春の雨のなか

今日はチュールップの花咲く庭のあるラッキーさん宅へ出かけました。






先週末から、2匹の子犬、たんぽぽちゃん、つくしちゃんの預かりをして下さっているラッキーさん。

2匹の里親募集で追加の写真撮影をするためです。






おりこうさん!

とてもチャーミングです。







つくしちゃん!ぷりぷりと可愛いです。








「きっかけは春ちゃん」さんに抱っこされて可愛がられるの図。





また、夕方は市内の某スポットで保護した小さな茶トラ猫の女の子(めずらしい!)の「ももちゃん」を、

病院へ運んで血液検査をしました。

結果はFELVもFIVもともにマイナス!






もこさん宅へ慣らしをお願いするためももちゃんを運びました。








おかめ

2010年4月18日

猫パンチでプリンター破壊を試みるにゃんこ

試しに動画を貼ってみました。

動作音に不快感をおぼえたのか一匹の猫ちゃんがプリンターに幾度となく猫パンチを浴びせ破壊を試みます。確かにプリンターの音って気になりますよね。


もこ

オニキス君がトライアルへ...

ブルーレース君。グレイと白のmixした模様の子です。




オニキス君。つややかな黒と白のmix。






ともに里親様が相次いで決まりつつあります。



オニキスもブルーレースもパワーストーンで、可愛い兄弟の名前はそこから来ています。





別れがたくて作った記念のストラップです。

オニキス(黒い石)とブルーレース(ブルーグレーの石)をからませたオーダーメイド。






オニキス君が、トライアルへ。

猫ちゃんの飼育経験豊富なご一家です。

「大事にしますよ」と声をかけて下さった、やさしいご夫妻です。

お赤飯までお土産に持たせて下さいました。






オニキスをどうぞよろしくお願いします。





今週末も犬猫がらみの行事づくし。




土曜の朝に、つくし&たんぽぽちゃんはシャンプーして譲渡会へお出かけ。

山猫亭で、こうめちゃんのお見合い。

こうめちゃんのお届けで常総市へ。

ブルーレース君を下妻市の里親様宅へお迎えに行き、別の三毛猫さんとともに不妊手術のため病院へ。

取手市へオニキス君のお見合いとお届け。




4月の半ばを過ぎ、桜が散っても、凍るような寒さと雪が...

そんななかで、一日ドライブ状態でした。









目立たぬところで、ただ黙ってTNRを実践されている、個人のボランティアさんのお宅に

お寄りする機会もありました。


悪天候のためにリリースできず、ボランティアさん宅で待機中の野良猫さんたちをたくさん見ました。





資金はありません。


みな、ボラの自腹です。

そんなボラ同士だから、互いの苦労もわかるので、「やれAさんが新猫を保護した」「やれBさんが子猫を拾ったらしい」と聞いては、カンパをし合います。

カンパはボラの間で行ったり来たり。





放っておけないから保護をする。でも、その先のサポートがない。

医療費やフードにあてる資金も、預け場所も、里親探しの公的なシステムも、何もない。





何とかならないものでしょうか。




私たちはあと何年生きられるだろう。

死ぬまでに行政や法律は変わるのだろうか。

せめて今保護している犬猫だけは、最期まで世話できるようでありたい。




そんな弱音を仲間内で吐きあうこの頃です。





おかめ

2010年4月15日

諭吉と小春





仮の名前は「しっぽな」、今は「諭吉」です。

かすみがうら市の温かな家庭に譲渡されました。

会員の桃子さんのご紹介です。






そして、仮の名は「ムリエール」、今は「小春」ちゃん。

諭吉君とともに譲渡されました。

女の子です。




諭吉君は雑木林の野良猫の子どもで、小春ちゃんは市内のある公園の捨て猫でした。


2匹とも、人慣れが不十分なままの譲渡となりましたが、

里親様が猫(特に野良猫さん)に理解があり、飼育経験者であったことで、

忍耐をもって接し、時間をかけて慣らして頂きました。




春の訪れとともに、2匹の肉球のスタンプつきの、素敵なお手紙が届きました。







・・・

小春と諭吉はだんだんと可愛らしさが増してきています。でもいたづらはものすごく、俗に言う、
油断も隙もない状態です。

ですが、きちんと「待て」ができる猫ですし、話も聞いているように感じます。缶詰は必ず「マテ」をして、名前を呼ばれてからそれぞれの器で食べます。以前は、自分の器がカラになると、もう一方のほうへと食べに行きましたが、「ダメよ」と数回言いましたらしなくなりました。賢い子たちだと思います。

いま、手紙を書いているそばで、小春ちゃんが膝に乗り、テーブルに乗り、邪魔をしています。なでると便箋の上に横たわってしまいます。それでもわが子は可愛いです。

諭吉は、抱っこするとウルウルした眼で見つめ、ベターとほほをよせてきます。やはり、可愛いです。

小春の(避妊手術の)抜糸後の経過は良好です。体毛もすっかり生えそろいました。
おなかもビオフェルミンを1瓶飲ませたころにだいぶよくなってきました。きっと成長期によくあるタイプのことかなとも思いますが。

長々と書きましてごめんなさい、どうぞおゆるしください、そして二匹のことはご安心ください。
まだまだ季節が不安定です。おからだをおいといください!!

小春と諭吉の右手型です。








二匹のにくきうスタンプの付いた便箋を思わず撫でてしまいました。

小さかった頃の姿を思います。諭吉と小春。

譲渡先のご家庭で、こんなに可愛がられて幸せです。




里親様のK様はじめ、縁結びの桃子さんにも感謝します。

それから、雑木林に毎日通い、諭吉ママズの世話を続けていらしたTご夫妻にも。

公園を通りかかって、迷いながらも小春たちを救いあげたもこさんにも。

のだめちゃん物語②

片目というハンデのある「のだめちゃん」の里親探しには、多くの皆さんが協力して下さいました。

保護主の方も、お蕎麦屋さんや行きつけの喫茶店など、ポスター貼りに頑張られました!



大学近くのおしゃれなカフェ、そのお友だちのお友だちの皆さんが、声掛け合って。。。

これはもう、ネットワークの力ですね。








たとえば「カフェ・ド・しっぽな」さんのカウンターでは、猫ちゃんグッズのこんなコーナーが!

のだめちゃんのポスターを目立つように置いて下さっていました。

地域の皆様のお力添えに感謝いたします。




きっかけは春ちゃんさんもネットで募集をかけ、十一夜さんはポスターを作成、みんなで

協力し合った譲渡活動でした。




週末には、元会員さんのとりまとめで、のだめちゃんやオニキス君、ジンガロたちの集団お見合いがありました。













総会の準備に追われるCAPIN。

会計報告の資料作成のため、このところ連日通って下さっている、エクセルの得意なさむがりさん。

さむがりさんは、さといもや根菜を蒸かしたものなどお好きで、玄米菜食のお料理が得意。




この日はアップル・マフィンを焼いてきて下さいました。

全粒粉で作られた、きなこトッピングのヘルシーなマフィンをほおばって、うれしいティータイム。




のだめちゃんの預かりをして下さっている「のらねこおかかさん」と、

たんぽぽちゃんつくしちゃんの保護主さん姉妹とともに。

のだめちゃんの里親様にも、お土産でお渡しできました。





集団お見合いの結果、のだめちゃんは福島県ご出身のやさしいご夫妻のもとへ譲渡されることになりました。







譲渡の前に、病院へかかり血液スクリーンングの検査を受け、数値が正常であることを確認。

それからご自宅へお届け。



ご実家でずっと猫を飼っていたという奥様は、

のだめちゃんを抱っこして愛おしく撫でていらっしゃいました。

今後はいつでも行き来しましょうね、また遊びに来ますねと互いに約束し、

のだめちゃんを託しました。




決まったね。

春が来たよ、のだめちゃんに。








おめでとう!

皆様、ありがとう!

2010年4月14日

ラブリー♪つくしとたんぽぽちゃん

子犬のお名前が決まりました。



黒っぽい子がつくしちゃん。
茶色い子がたんぽぽちゃんです。ともに女の子。






里親募集中!






元気いっぱいです!
毎日、毎日、可愛さを振りまいてすくすく成長中。










お風呂に入ったら、ふっかふかに。

ますます可愛さアップ!






よろしくお願いします!

つくしちゃん

たんぽぽちゃん です!





新入りわんこたちをぎろっと睨む、先住猫さんがふたり。...こわっ!

2010年4月9日

子犬(女の子)2匹の里親募集!

はじめまして。

生後約1か月のかわいい子犬たちです。




クンクン、キュウキュウ、とても可愛いです。

里親様を募集しております、よろしくお願いいたします。








ともに女の子です。

喧嘩をしたり、楽しそうにじゃれあったりと、見ていてまったくあきません。

もりもりご飯を食べ、すやすやと眠る姿は、ほんとうに可愛い。

生きるのに一生懸命です。



会員のIさんのお友だち、Nさんが、犬のお散歩中に運よく見つけたそうです。

畑のなかのビニールハウスに、2匹ともが捨てられていて、

Nさんが歩くと鳴きながらついてきたそうです。



冷たい雨が降る前に保護できてよかったですね~と話し合いました。




ノミダニの駆除を行い、回虫駆除のお薬を1回飲みました。

まだあどけない子犬たちの里親様を募集しています。




おかめ

2010年4月8日

里親様宅訪問 ~猫との共生に配慮した家~

里親様宅を訪問し、猫や犬とともに暮らすための様々な工夫にはっとすることがよくあります。

特に先住猫さんのいる(いた)ご家庭では、何らかの工夫が見られます。

日曜大工がお好きな方は、特に工夫が多くて見ているだけでワクワクします。




先日、正式譲渡が決定したシルバーちゃんの里親様宅も、工夫がこらされたお宅でした。

ステップや梯子で上下運動はばっちりです。









壁に作った猫の通り道。








洗面所の戸棚の下に作られた、トイレのスペース。

つっぱり棒のカーテンで目隠し。

猫さんもゆっくり用を足せます。








極めつけは日曜大工のベランダデッキ。

猫さんが外の空気を吸ってリフレッシュできるように。




シルバーちゃん、御殿のようなお家のなかでお姫様生活、幸せだなあ!

でも何よりいいのは、やさしいお母さんに沢山遊んでもらえること。




おかめ

ちゃちゃちゃん~駐車場の保護猫~

某遊興施設の駐車場で、昨夏に野良猫が生んだキジ猫、ちゃちゃ。

ここのTNR(T捕獲保護、N不妊手術、Rリリース)を10匹ほど行いましたが、どうしても捕まらない賢いキジ白の雌猫さんがいました。

そして、ついに生まれてしまったのが、この子たちです。
(毎晩この場所に通っていますが、弟はまだ捕まりません。。。一緒に保護して家に入れたかった!)







保護して避妊したあとの、慣らしの預かりを頼んだのがもこさんです。

もこさんは着々と人に慣らし、抱っこも可能とし、あっという間によいご家庭へ譲渡して下さいました。



子猫のラッシュの季節の前に、なんとか滑り込みセーフで譲渡完了。

ちゃちゃちゃんの可愛らしさが勝因でしょうが、もこさんの熱意がなくては、今頃はまだ

しゃー!ふっふっ、の世界だったでしょう。

ありがとう、もこさん!

のだめちゃん物語


のだめちゃんとの出会い。
それは、会への1通の相談メールでした。

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はじめまして。
私はつくば市T区のP(賃貸マンション)に入居しているものです。
実は訳あってこの敷地に住んでいる野良猫に餌をあげるようになったのですが最近それが問題になっているようで正直困っています。

先日、「当マンションで動物(猫)を飼育している人が居るようだが、迷惑なので止めてください。見つけ次第退去させます」という旨の管理会社の張り紙が・・・まるで罪人扱いで悲しいことです。
最初に見かけた2年前の夏に 玄関前の外灯の下で虫を漁っていた。
痩せた不憫な姿、虫たちの羽が散らばる玄関前。それで見るに見かねて餌をあげるようになったのです。

玄関から離し、駐車場へ、それから偶然通りかかるのを見つけてバルコニーであげるようになった。
周りは畑や原っぱがあるので糞の心配はしなかった。
最近は餌を欲しがる鳴き声が大きいのでちょっと気にはなっていたのです。

動物を触るのが苦手でかまってあげることが出来ないが、せめて生き延びてくれればという思いでしてきた。このマンションのアイドルになってくれればと思っていたのだが、どうやら裏目にでてしまったようです。
いまはバルコニーに餌を置くのをやめています。
駐車場で見つけると敷地の外へ誘導し、そこに餌を置いてやるが、近くの飲食店の放し飼いの犬に追われて逃げ帰ってきたのを見かけ可哀想でした。
毎晩窓の外で鳴いていますが、「もうここでは餌はもらえない」と諦めさせるしかない。

現在マンションの人たちに迷惑をかけず、奴も生きられる方法を模索しています・・・。同じような事例や解決策がありましたらご指導、ご支援をお願いしたいのですが。



どうかよろしくお願いいたします。

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これに対し、当会ではこのようにお返事をしました。

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ミケは年齢不詳、2歳は超えているということですね?
健康状態はどうですか?
すでに妊娠していることと思います。
片目、というのは、怪我によるものですか?
治療をしないと感染症から命に関わるケースも出てきます。

ミケはメス猫ですので、ごはんをあげていれば必ず妊娠して増えていきます。
そのミケは仔猫を生んだことがありますか?
その仔猫たちが地域で問題になったことはありませんか?
不幸な仔猫がもっと増えることになります。
たくさんのミケちゃん2世3世を生ませることは、母ミケにとってもっと可哀そうなことです。

でも、今の時期にご飯をもらえないということは、すぐに死につながります。
おなかをすかせて待っている猫にご飯をあげないという選択肢は、これまで面倒をみていらした、心やさしいYさんにとって、大変つらい選択肢と思います。


増えないようにミケを避妊手術して、その印の耳カットを施す。
その手術のことを住人に知らせる掲示をしては如何でしょうか。
猫が好きな人ばかりではありません。
猫に迷惑をしている人を納得させるためにも、まずはご飯をあげている人による避妊です。
避妊去勢をするからこそ、ご飯と水と寝床の面倒をみる権利も生じます。


理解のある地域では、町内会が町内会費でそのエリアの野良猫の避妊去勢を行い、面倒をみています。
しかし、「かけがえのないいのちを生かす」その当たり前の理解すら得られない地域も多いのが現実です。
結局、夜、人目のないところで、目立たぬように世話をするしかない場所もあります。
堂々と行えば、批判や非難が来る。あるいは猫の捨て場になる。
こっそりやるのは猫の為です。猫が生きていかれるようにするためです。


でも、避妊をしたうえで世話をしているなら、納得を得られる人も出てくるかもしれません。
立ち話で
「先日手術したんですよ、もう増えません」
「一代限りですから住み慣れた場所で」
「野良猫といっても命ですから」
こうした言葉が胸に届く人はきっといると思います。

啓発資料をポスティングする、というやり方もあるでしょう。

とにかくまずは避妊手術です。
捕獲と協力病院への搬送を手伝います。
ただ、私達ができることは、HPで表示されているとおりであり、
あくまでも依頼者が主体となって動き、私達はサポートに回るというものです。
ご確認ください。

3月になりました。そろそろ仔猫の季節です。急がないと生まれてしまいます。
そうなれば、今のミケちゃん1匹に生じているご苦労の数倍がYさんに振りかかってくるのではないでしょうか。

人慣れしていれば、手術後に保護をして里親を探すことも不可能ではありません。
家に入れてあげられれば、どんなによいでしょうか。


CAPIN 






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そして正式に保護主さんから依頼を受け、保護に至ったのが、のだめちゃんです。

「のだめカンタービレ」ののだめのように、おおらかでのんびりした性格の子です。

事故か病気で片目しかありません。

でも炎症もなく、健康上はまったく問題ない、と獣医さんの確認済みです。

血液検査ではエイズ・白血病ともマイナスで、ワクチン済み、回虫ノミダニ駆除済み。

片目のせいか、バランスが悪く、もたっとしたところがありますが、そこがおっとりしていて

また可愛いのです。



暴れません。

おとなしく寄り添っています。

抱っこが好きです。




のだめちゃん、里親様募集中です!