2009年10月17日
ティアラのお届け ~群馬県へ~
映画館の駐車場に捨てられていたシルバーの仔猫、ティアラ。
道行く人にくっついて歩き、ごはんをねだり、真冬から数か月を生き延びてきました。
清掃会社のおばちゃんたちがよく事情(いつからいるのか、性格、病気など)を把握されていて、
「丸顔で可愛い子だから、貰い手が見つからないかねえ」と話されていました。
抱っこもでき、頭もすりすり、甘えん坊でした。
6月に保護し、避妊手術をしました。エイズ白血病はマイナス、これはすぐに里親譲渡ができるなと
意気込んでいたのですが、なぜか我が家に入れたとたんに
急に人見知りをするようになり、お客さんは大嫌いで家族にしか心を開かない、
怖がりの猫になってしまいました。(捨てられたときのトラウマでしょうか。)
ティアラを欲しいという方が現われました。
塾の先生です。
先住猫ちゃんを17歳で亡くされ、やはりまた猫との暮らしをリスタートしたいと
声をかけて頂きました。
メールでやりとりをし、室内飼いなどの条件もすべてクリアされ、
10月11日(日曜日)に群馬県富岡市へお届けにあがりました。
ティアラのための生活スペースも用意されて、よかったね。
その人見知りを何とかしないと、ティアラ、だれだって困っちゃうよ。
里親さんは猫との暮らしが長く、猫は慣れるまでにとても時間がかかることを
よくわかってくださっていて、ティアラと信頼関係を築いていこうと努力してくださっています。
私も祈るような気持ちです。
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