2009年8月12日
電話相談相次ぐ
電話相談が相次いでいます。
「庭に来る猫にごはんをあげていたら仔猫を生んだ。山に捨ててこようかと思っていたが、
常陽ウィークリーの記事を見てTNRの活動を知った。生かすための、こんなにいい解決法があるならばと、
ご連絡させていただいた。母猫はもう捕まえているので、野良猫を診てくださる病院を紹介してほしい」
この方には、遠方ですが野良猫にもボランティアにも理解ある動物病院の先生をご紹介しました。
先生にもご連絡し、このような方が近日中に行きますよとお伝えしておきます。手術がたてこんでいるなど、先生にもご予定がおありなので、なるべく予約をとるようにしています。
「猫が敷地に居つくようになってしまった。隣家の車にのっかっているので気が気ではない、どうしても
捕まらない。仔猫たちも可愛いんだが、母猫から学習するんだろうか、30センチ以上は近寄らないんで困っている。避妊手術を施しそのあとは継続して面倒をみていきたいのだが、どうやったら捕まるのか」
会員が捕獲器を持参して捕獲を手伝い、あとは相談者の方に紹介獣医さんまで運んで頂くことになりました。
このお二人に共通していたのは、とも退職男性であったこと、家猫が数匹いて猫をよくご存じだったこと、そして主体性があったことです。
「捕獲さえできれば、避妊手術の費用はもちますし、猫たちは終生めんどうをみます」と断言してくださった
のには、とても嬉しかったですし同志の仲間が増えたように心強く感じました。
「野良猫をどうにかしてほしい」と捕獲・保護・里親探し・支払いすべてをボランティアに押しつける方が多いなかで、勇気づけられる電話相談でした。
私たちと同じです。私たちもそこからスタートしたんですもの。
たまたま捕獲器を分けていただき、動物病院の情報を頂けたから、行動範囲を広げて動けているだけで。
それぞれの地域でこのような方が増えていけば、今度はその人が動ける人になって、地域で救われる野良猫が増えていくだろうと思います。猫を愛する人、猫を助ける人を増やすことを、私たちは大事にしていきたいです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿