2009年11月15日
犬と猫と人間と
会員の阿部です。
今日は渋谷まで、「犬と猫と人間と」という映画を観に行ってきました。
映画の後には20分ほど、監督と撮影に加わったスタッフ2名、
計3名のトークショウもありました。
映画の作成を依頼した稲葉恵子さん。
長年、野良猫のお世話をしていらっしゃった。
「大人も子供も観てね、可哀そうだって、大切に育てようって思ってくれれば。」
そう思える映画作成を監督に依頼し、満期をむかえる生命保険のお金を
映画の製作費に充てて欲しいと監督にお願いしたのでした。
稲葉さんと監督が一緒に歩いている時、監督から
「なんで猫なんでしょうね、思いの行きつく先が?」
と尋ねると、稲葉さんはなかなか言葉が出なかったが
考えた後、こうおっしゃった。
「人も好きですけど、人間よりマシみたい。動物のほうが。」
犬や猫が好きな人ほど、「観るのが辛そう、観ていられない。」
と思うかもしれません。私もその一人でした。
たまたま買った『CREA DOG』(雑誌)に監督のインタビューが載っていて
「辛いだけの映画にならないよう、僕なりに最大限の配慮をしたので恐れずに観てほしい。」
とありました。
それなら頑張って行ってみようか、せっかくなら監督のトークショウが
ある日にしようと思い、行って来た次第です。
この映画を観に来るのは、長年犬・猫のボランティアをしていたような
高齢の方が多いかな、と勝手に思っていましたが、実際は小学生くらいの
年齢の子もいましたし、全体的に20代、30代ぐらいの人が多かったです。
辛いシーンもあり何度も涙が流れましたが、この映画を観て動物を守っていくための
たくさんのヒントをもらったような気がします。
公開は11月20日まで(映画館:ユーロスペース)です。
その後、地方へ順次公開されます。
これはかなり反響を呼ぶ映画だと思います。
是非、観に行って下さい。
「犬と猫と人間と」オフィシャルサイト
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