お 知 ら せ



2010年6月6日、CAPINブログは引っ越しました。


http://www.capinew.jp/blog/

変わらぬご支援をお願い致します。







3月市議会に提出した「つくば市独自の動物愛護行政を導入する請願」は継続審議となり、
閉会中の5月24日の環境経済常任委員会での審議を経て
6月18日市議会(本会議)で趣旨採択となりました。

皆様の温かいご支援とご署名のご協力に支えられてここまで参りました。
心より感謝申し上げます。



★6月市議会・市長宛てに提出した署名を合わせた集計結果です★



【総計:14,698 筆】



内訳つくば市:3,228 つくば市以外の茨城県:4,057 茨城県以外の国内:7,388 海外:25 (このうちのネット署名:944)





皆様、ご協力ご支援、誠にありがとうございました。会員一同、心より感謝申し上げます。m(_ _)m 





2010年5月2日

白い迷い犬の保護

フリマの会場と、白い犬がうろつく場所は、車で5分しか離れていません。

フリマがひけたあと、もしかして保護できるかもしれないなと、

念のためにリードとフードを車に入れて持参していたのですが、

とりころさんにそのことをお話しすると、

「じゃあ行ってみましょう」と明るい声で、お疲れのところ、保護におつきあい頂けることになりました。




とりころさんもご主人様もお若くてアウトドア派、朝晩のワンコの散歩で1時間は走るそうです。

「いくら走っても疲れない」あ~うらやましい...







Kさんの日々の餌付けの成果でしょう、建物の陰に、いましたいました、穏やかに寝そべる白い犬が。

とりころさんは、ひょいと首輪にリードを付けてしまいました。

あっという間に!はやわざです。






でも犬は、引っ張ってもなかなか動こうとしません。

相手の性格もまだよくわからない、いきなり噛みつくかもしれない、

どうしよう...車はフリマの売れ残りで一杯!

助手席にしか乗せられない、でも

車の運転をしている間に隣からカプリだと困るし...




それに、まずは検査とワクチンとノミダニ駆除です。

譲渡をするにせよ預かるにせよ、それは必須なので、やっぱり病院だ!




獣医さんは目と鼻の先です。

なんとかそこまでワンコを引っ張って、連れていかなくては!




そこで、びくつくワンコを騙し騙し、走らせました。

とりころさんがリードを引き、おかめがフードをちらつかせて前を走り、

うまく誘導して10分後に動物病院へ辿り着いたときには、ほっとして座り込みそうになってしまいました。





穏やかな目をした白い犬は、とても元気です。

おかめの家でご飯をもりもり食べ、朝に晩にお散歩をし(しっぽを振り振り)、「おすわり」もできます。

フィラリアが弱陽性でした。(薬を飲んでいれば2年後には治るそうです。)

お外で飼われていたのでしょう。

首輪は茶色です。もともと赤かったかも、という古さです。

(がりがりにやせてしまったせいか、すっかりゆるくなっています。)

鑑札はありません。





どこから来たのだろう。迷い犬か、捨て犬か。

迷い犬だとしたら、前の飼い主さんは見つかるだろうか。

探してくれているだろうか。

あきらめてしまっただろうか。

どこに連絡をすればよいか、ご存じなのだろうか。




「いなくなった」と市役所に問い合わせても、「県に訊いてください」の答えしか返らないなんて。

なぜ、つくば市の犬猫情報が市で管理できないのか。

1匹でも多くを家に帰そうと思えば、市町村単位で取り組まねばならないはずだ。






県に1か所?

情報のすべてをそこで管理?

県民すべてがネットを使えるわけではない。

車を持っているわけではない。




すべての県民が、遠い笠間のセンターに探しに行く手段を持つわけではない。




「どこにでもいる、なんでもない犬」と言われるタイプですが、探している家族にとっては

かけがえのない存在のはずです。

穏やかな目をしていて、お散歩でも引っ張らないし、避妊手術もしてありました。




こんな子たちを家に帰すには、いなくなって探す側、保護した側双方による、相当きめ細やかな

情報提供と、そのマッチングが必要のはずです。

段階的に民間にその機能を移行していくにせよ、最初はやはり行政が核にならなければならない、

と思います。

迷い犬猫が家に帰れるシステムを早急に作ってほしい。

たとえばお隣の市では「迷子札」を配布する試みが始まっているそうです。

(つくば市で同時にこれを採用できなかったことは残念でした。)











おかめ

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